nejimaki-cafe’s diary

健やかで楽しい毎日*

憧れの生活がそこにはあった。-映画「海街diary」の感想ー

 

幼い頃から、

「いつか海辺の近くに住んでみたい」

と思って生きてきました。

 

二十歳を過ぎた頃から、

その願望は

「海辺の街に生まれたかった」

へと変化していきました。

 

大人になればどこに住もうと自由なのに

わたしは生まれた時からほとんど同じ場所に住んでいます。

これってわたしの行動力の問題なのかもしれないけど、

人間はきっと、元々生まれ育った場所は心地よくて、

はっきりとした目的や動機が無いと、

なかなか縁もゆかりもない街へは引っ越せないのかもしれない。

だったらいっそ、海辺の街に生まれ育ちたかったな。

それで地元にずっと住んで地元の人と結婚して、

毎日海を見ながらのんびりと生活をする.........。

なんて。お尻に根っこが生えたように地元から動かないわたしは、

そんな妄想をしてみたり。

 

 

海街diary」を観ようかな、、と思ったのは

四姉妹のプロポーションを堪能したかったわけではなく、

原作を読んだことがあるわけでもなく、

ただ「鎌倉が舞台だから」それだけ。

わたしの妄想を映像化してくれそうだったから。

それと、海辺で生まれ育った姉妹への憧れ。

 

なので敢えてあらすじはほとんど読まず、

雨降る午後、ミルクティーを淹れてアイロンがけをしながら、

ぼんやりと映画鑑賞をしました。

 

 

もう鑑賞済の方も多いと思いますが、

ものすごく簡単にあらすじを書くと、

「鎌倉に住む三姉妹が 父親の死をきっかけに

母親が違う幼い妹を引き取る話」です。

すず という妹を引き取り、

すずと三姉妹が徐々に心を通わせていくストーリーに、

贅沢なくらい鎌倉の自然と四季を織り込んだ作品ですね。

不倫や死、といった重たいエピソードが盛り込まれている割に

映画を観た後爽快感があるのはやっぱり、

映像が美しいことと食べ物がおいしそうなことだと思います。

 

 

結論から言うとものすごく良い映画でした。

全部見終わった後にじわじわ来るというか.....。

映画全体を包む世界観がしっかりとあって、

なんだかその世界(鎌倉の暮らし)が恋しくなってしまう、

そんな作品。

 

映画の中の四姉妹は日々の暮らしをとても丁寧に扱っていて、

例えば梅の実をみんなで漬けたり、

庭の手入れをしたり掃除をしたり、

きちんと生活している感じがいまどきの女性ぽくなくて

それが逆にすごく新鮮に見えました。

あと、海辺の街「鎌倉」の景色はものすごく美しくて、

移りゆく四季の変化は愛おしくなるくらい素晴らしくて、

 

あぁ、やっぱり海辺の街に住みたい!

 

と、強く強く思いました。

 

かもめ食堂」や「めがね」が好きなひとには

お薦めの映画なのかな、と思います。

大きなエピソードはないけど、

のんびりゆっくり時間が流れてゆく非日常的な感じ。

登場する食べ物がすごく美味しそうなのも魅力的です。

(特にしらすトーストとか!)

 

 

本格的な夏が訪れる前に、

カメラを持って鎌倉へ行きたいな。と計画中です。

 

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