nejimaki-cafe’s diary

健やかで楽しい毎日*

「ファースト・プライオリティ」

「ファースト・プライオリティ」

は、

31話の短編集です。

短編の中でもかなり短い部類に入るのでは。

31このお話、全てに、

31歳の女性

が登場するという、

非常に珍しい短編集です。

 

友達に勧められて読んだのが確か26歳くらい、

さらさらっと読めて面白かった記憶があったので再読。

最初にこの本を読んだ時は、

「きっと31歳ってこういう気持ちを

たくさん抱えてるんだろうな」

なんて漠然と想像しながら読んでいたのですが。

31歳がもはや、

「若い!」と思えるようになってしまった今(笑)

前回とは違う角度から読むことが出来て、

なんというか、年齢とともに変化した自分の心を

感じることが出来て......本を再読するのはいいことだな、

と改めて思いました。

 

小説にはそれぞれに不安や不満を抱えてる女性が

登場するんですけど、

1話読み終えるのに丁度良いページ数だし、

(電車の中で読むには最適だと思います)

けれどただ軽いタッチのものばかりでなく、

内容の土台がしっかりとあって、

じーんとしてしまったり、

考えさせられたりする作品も多くて。

読み応えがありました。

 

山本文緒さんは、

大好きな作家さんのひとりなんですが、

31のストーリーを生み出せる才能というのは、

すごいものだ、

と、

ただただ感心しております。

ちなみに、

山本文緒さんの作品、

好きなものがたくさんあるのですが、

一押しは、

「恋愛中毒」

です。

小池真理子さんの

「恋」

「欲望」

と同じくらい、

夢中になって、

感情移入して、

入り込んで読みました。

上記2作、

機会があれば、是非。

 

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